摂食・嚥下研修会を行いました✎
勉強会の内容としては、
- 嚥下メカニズムとCPG
- プロセスモデルと古典モデル
- 嚥下障害の臨床的評価法
- 機器を用いた嚥下障害評価法
- 訓練法トピックス-筋力増強と電気刺激
という内容でした。
プロセスモデルでは一般的に言われている
嚥下5期と別の新しいモデルで、
VF検査などで嚥下の様子を確認していると、
準備期の段階で咽頭へ食塊が流れ込んでおり、
下咽頭に達した時点で嚥下反射が行われる
自由嚥下で考えるモデルです。
また、液体と固体ではそれぞれ飲み込む
嚥下モデルが違うとのことでした。
臨床的評価法には聖隷式嚥下質問紙法から
改訂水飲み検査やフードテスト、
簡易嚥下誘発試験などの感度や
特異度について学びました。
また、機器を用いた評価法では当院でも利用しているVF、
衛生大学で研究された嚥下CT、
高解像度マノメトリーなどについて学びました。
いずれの内容も、臨床で評価するにおいて
視野を広げるための良い内容でした。
今回の研修会で得た内容を現場のSTと共有し、
勉強会を行うことで、
病院全体の知識や技術の向上に活かしていきたいと考えています(^^)/