みなさんは「特定看護師」という言葉を知っていますか?
2015年10月に厚生労働省が施行した「特定行為に係る看護師の研修制度」によってうまれた名称のことを言います^^
特定看護師通信では特定看護師についてとことん深堀りしていきたいと思います☺
看護師による特定行為とは?
特定行為とは特定行為研修を受講し、専門的な知識・技術を身につけた看護師だけが、医師・歯科医師の手順書をもとに実践できる医療行為です。
2015年10月にスタートした「特定行為に係る看護師の研修制度」(特定行為研修)を修了すれば、特定行為と認められた38行為については、看護師が自らの判断での実施を許されるようになりました。
研修修了者は「特定看護師」と呼ばれています。
なぜ特定看護師が必要なの?
看護師が診療の補助を行うときは「医師の具体的な指示」を受けるのが基本ですが、それでは患者さんへのタイムリーな処置が難しいこともあります。
これまで現場の状況に応じて看護師が行ってきたものも多いですが、特定行為研修を修了することで、いちいち医師の具体的な指示を求める必要がなくなります。
特定行為は、あらかじめ「医師の包括的な指示」を受けた看護師が「手順書」に基づいて実施することになります。
手順書は特定行為の実施上の指針となるもので、対象となる患者や病状の範囲、特定行為の内容、指導医への報告の方法などが盛り込まれています。
泉佐野優人会病院では現在、6名(研修中2名)の特定看護師が活躍しています!(^^)!