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泉佐野ニュース

食べ合わせについて【栄養部】

お久しぶりです!

バタバタしておりまして更新が滞っていましたがお元気でしたでしょうか?

私は御朱印集めが趣味でいろんな寺や神社に行くことがあるのですが、歴史あるもの様々な言い伝えがありまして

以前行ったことのある出雲大社ではオオクニヌシノカミがアマテラスオオミカミに国譲りをした際、「幽れたる神事を治めましょう」と言ったことからきているとされています。

「幽れたる神事」とは、目に見えない「縁」を結ぶことで、世の中全てのものが幸せであるように、縁が結ばれるようにと解釈されているため、この場所が良縁にご利益ありと伝えられるようになりました。

食べ物の世界でも言い伝えがありまして「食べ合わせ」というものがあります。今回は食べ合わせをご紹介していきます。

 

引用 出雲大社 大国主神の物語とゆかりの地

 

ウナギ×梅干し

脂の多いウナギと、酸味の強い梅干しは、両方とも内臓を刺激し、消化不良を起こすとされてました。

高級食材であるウナギの食べすぎ防止など、諸説あります。なお、酸が脂の消化を助け相性がよいともいわれています。

栄養素的にはケンカするものではありません。逆に、脂と酸は、消化をスムーズにする関係です。

 

 

天ぷら×スイカ

油分の多い天ぷらと水分の多いスイカを一緒に食べると、水分で胃液が薄くなって天ぷらの消化がしにくくなり、消化不良を起こすとされています。

スイカをデザートとして大量に食べなければ影響はないとは思いますが、油をとると胃腸は活発に動かなければいけないので、冷たいものや水分で急に冷やさないようにするとよいですね。

 

 

ホウレンソウ×ゆで卵

ゆで卵に含まれる硫黄分が、ほうれん草に含まれる鉄分と結合して、体内への吸収を妨げてしまうとされています。

ただし、ゆで卵にした場合のみ硫黄分が吸収を阻害するので、スクランブルエッグなど卵はゆでない調理法であれば大丈夫とされています。

吸収を妨げるというのはありますが、100が0になるわけではありません。そんなに気にしなくても問題ないと思います。

 

カニ×柿

傷みやすいカニと、消化の悪い柿の組み合わせがよくないといわれています。

まだ流通の発達していない時代の食中毒への注意喚起ともいわれています。

また、カニも柿も東洋医学では体を冷やす食材とされ、一緒に食べると冷えを促進するため避けられています。

今は流通が発達しているので、傷みはそこまで気にしなくていいと思います。体を冷やすというのはあると思いますが、両方とも適量なら問題ありません。

 

 

ニンジン×ダイコン

ダイコンに含まれるビタミンCを、ニンジンに含まれるアスコルビナーゼという酵素が破壊してしまうとされています。

アスコルビナーゼは人の体温くらいの温度でよく働く酵素のため、冷やすか50℃以上に温めるといいです。

また、酢を加えることでアスコルビナーゼの働きが抑えられます。ですがビタミンCのすべてを壊すわけではないので、一度に大量に食べなければ大丈夫です。

 

ワカメ×ネギ

ワカメに含まれるカルシウムの吸収を、ネギに含まれるリンが阻害するためによくないとされます。

しかし、ワカメ自体にもリンは含まれているため、実際には大きな問題ではありません。

ただ、リンは加工食品に多く含まれるため、加工食品をよく食べる人は注意したほうがいいかもしれなません。

ワカメのカルシウムはそれほど多くありません。ほかのものからもとるようにすればカルシウム不足になることはないでしょう。

逆に、とり過ぎると便秘になることもあるので注意が必要です。

 

 

引用 料理王国 食の未来が見えるウェブマガジン

 

食べ合わせは他にもあるので次回につづきます!!!

 

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