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リハビリブログ

認知症について学ぼう①【リハビリテーション部】

認知症チームの作業療法士 吉谷です^^

 

新年度に入り新たに目標を設定しました。

 

その目標とは…

「病院全体の認知症に対する知識をグレードアップし、関わり方や理解を深める」です。

 

認知症についての認識や情報がないと関わり方?理解?とイメージがし難いと思います。

 

認知症チームでは、認知症に対する知識や簡単な予防体操等について発信していきます。

 

昔と比べてテレビでも認知症について取り上げられることが多くなってきている今日ですが、日本における65歳以上の認知症の人の数は約600万人(2020年現在)と推計され、2025年には約700万人(高齢者の約5人に1人)が認知症になることが予測されると厚生労働省が発表しています。

皆様、知っていましたか?

このように、誰が認知症になってもおかしくない時代になってきました。

 

皆様は認知症と聞いたらどのような事が思い浮かびますか?

認知症の症状でよく思い浮かぶのは「もの忘れ」かと思います。

もの忘れも、加齢によるものと認知症によるものと分けられます。

 

加齢によるもの忘れ 認知症によるもの忘れ
体験した事 一部を忘れる

(例:朝ご飯のメニューを忘れる)

すべてを忘れている

(例:朝ごはんを食べたこと自体)

学習能力 維持されている 新しいことを覚えられない
もの忘れの自覚 ある ない
探し物に対して (自分で)努力して見つけられる いつも探し物をしている

誰かが盗ったなどと、他人のせいにすることがある

日常生活への支障 ない ある
症状の進行 極めて徐々にしか進行しない 進行する

 

「もし、家族や自分が認知症になったら知っておきたい認知症のキホン」より抜粋

このように認知症になると、ご飯を食べたこと忘れてしまったり、物忘れをする自覚がなくなっていきます。

この他にも症状は多々あり、認知症の症状は幅広いです。そのため、認知症と判断され難かったり、関わり方が難しいです。

 

今回は簡単な認知症の概要についてでしたが、次回は、今回よりも深く認知症になることで現れる症状について投稿しようと思います👏

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