9月21日は世界アルツハイマーデー・9月はアルツハイマー月間です◎
今回は、認知症の治療について、お伝えしていきたいと思います。
治療には
- 認知機能の維持や改善のための治療
- 認知機能の低下や環境などによっておこる症状(行動・心理症状)の改善に向けた治療
があります。
また、治療の方法としては、
おおきく分けて
- 薬物療法
- 非薬物療法
があります。
その中でも、今回は非薬物療法についてご紹介します。
認知機能に対する治療
【リアリティオリエンテーション】
日時や場所、人物などの情報を繰り返しお伝えすることで認知機能を改善する
【認知刺激療法】
集団で行う活動や話し合いに参加することで認知機能や社会的機能を全般的に強化する
認知機能以外に焦点をあてた治療
【回想法】
過去を回想し、周囲が受容的で共感的にお話を聞くことで、人生を振り返り見直すことができ、自尊心を高める
【運動療法や音楽療法】
身体機能や日常生活動作を維持する
認知機能の低下をより緩徐にする
【光療法】
睡眠障害の改善を図る
認知症の方が進んで参加できることが大切であり、必要に応じて複合的に行われることが望ましいといわれています。