前編はこちらから◎
―日本に行くことが決まって、6カ月の研修がありましたが、大変でしたか?
大変でした。朝8時~夕方5時まで勉強づけで、晩御飯を食べた後、夜7時~9時までまた勉強でした。それをほぼ毎日でした。
―大変な6カ月でしたね。その研修で出会った仲間たちとは未だにつながっているんですか?
はい。特にまだ日本で働いている仲間とはよく連絡を取っています。東京だったり名古屋だったり、住んでいる場所は遠いですが、会ったりもしています。今はコロナで中々会えていないですが・・・
―つながりが今もあるのはうれしいですね。イカデさんはインドネシアに帰りたいと思ったことはありますか?
研修が終わって、優人会病院に来たての頃はインドネシアに帰りたかったですね。研修を共にした仲間もみんな遠くに行ってしまったし友達はいないし・・・ホームシックでしたね。でも今は日本に慣れて、日本で永住権を取得したいと思っています。
―そんなに日本を気に入ってくれて、ありがとうございます◎インドネシアでの看護師業務と、日本での看護師業務の違いはありますか?
そんなにないですね。でも、機械面では全く違います。インドネシアでは呼吸器がICUなどでしかありません。日本の病院では一般病棟にも人工呼吸器があるなんて・・!と、とても驚きました。
―では、日本に住んでみてびっくりしたことはなんですか?
生魚を食べていることですね。お寿司とか。でも日本で初めて食べて、今ではお寿司が大好きです、マグロが特に。日本に住んでからインドネシアに帰ると、インドネシアのご飯でお腹をくだすようになりました(笑)あとは電車にも驚きました。バリ島には無いので。とても便利だと思います。
―驚きの連続でしたね。日本に来てよかった!と思ったことは何ですか?
日本語が喋れるようになったことですね。日本語ってすごく難しいです。ひらがな・カタカナ・漢字を覚えるのが大変です。日本人はとても頭がいいと思います。接続語とかも難しいですね。
―どうやって日本語を覚えたんですか?
テレビがすごく好きで。テレビの字幕を見て覚えました。中でも「しゃべくり007」や「ロンドンハーツ」がとても好きで、よく見ていたので覚えました。芸能人は有吉弘行が一番好きです。
―お笑い好きが日本語を上達させたんですね(笑)今、インドネシアもコロナ禍で大変だお思いますが、イカデさんの地元はどんな状態ですか?
日本よりもかなり感染拡大していて、1日に4千人ほどの感染者が増えています。地元では観光業が多いのですが、観光客が全然来なくて悲鳴をあげているみたいです。インドネシアにも帰れていないので、とても心配しています。
―4千人も!心配になりますね・・・最後に、今後の目標などはありますか?
安定・・・ですね^^長く医療に関わっていきたいです。
長時間のインタビューにも関わらずお話してくださり、ありがとうございました。
これからもEPA看護師、看護学生のよきお兄さん的存在としてよろしくお願いします👏