書名:リハビリの心と力―かかわりが自分を変える地域を変える
著:稲川 利光
学研メディカル秀潤社
作業療法士のIです。
患者さんとの出会いで気づくこと、
自分の人生の糧となることが多々あります。
著者も本書のなかで
「私たちは人とかかわりながら、自分や家族がどう生きていくか、ど
う生きていきたいかを学んでいる・・・・」
と述べています。
学生時代のことからPTになり、さらに医師を目指す経緯や、家族のこと、リハビリテー
ション医学の基礎知識や患者さんの診療のなかから生まれたエピソードなど、専門的なこ
とをわかりやすく、著者の生活や人生も織り交ぜながらまとめられています。
家族や患者さんのエピソードに目頭が熱くなることも。
どんな人も人に支えられているということが感じられます。
人にやさしく、患者さんにもやさしく。
そんな当たり前のことを当たり前に続けていけるようにしたいと思いました。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。