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リハビリブログ

運動器チーム勉強会~腰痛➁~【リハビリテーション部】

こんにちは運動器チームの近藤です❗❗

今回も前回に続き腰痛について書いていこうと思います💨

 

まず腰痛は、「ときに手術が必要で、原因を特定できる腰痛→特異性腰痛」と「手術が不要で、原因を特定しづらい腰痛→非特異性腰痛」の2つに大別されます。

この非特異性腰痛というものは更に4つに分類することができます。

 

①筋性腰痛(10%)

筋性腰痛は、筋肉の使いすぎによって起きるいわば「筋肉痛」で、酷使した場所に炎症が起きた状態です。運送業など肉体労働が多い人、また、同じ姿勢を続けるデスクワークの人にも多く見られます。痛い場所をピンポイントで特定できるのが特徴で、そこをほぐしてあげると軽快します😁

 

②前屈腰痛(40%)→椎間板性腰痛

前屈腰痛は、背骨の椎骨と椎骨の間にある「椎間板」に問題があり、物を拾うなど前かがみになったときに、椎間板が圧迫されて痛みが出ます。背筋が弱い人に起きやすく、猫背や前かがみになりがちなデスクワークの人にも多いようです❗❗

この腰痛は、揉みほぐしても良くならないのが特徴です😭

 

③のけぞり腰痛(40%)→椎間関節性腰痛

のけぞり腰痛は、電車のつり革を持つ、洗濯物を干す、赤ちゃんを抱っこするなど反り気味の姿勢を取ったときに、背骨の後方にある椎間関節がぶつかることで痛みが生じます。腹筋が弱いために反り腰になっている人にも起きやすく、女性に多く見られます。

この腰痛も、揉みほぐしても改善しません😞

 

④お尻腰痛(10%)→仙腸関節性腰痛

お尻腰痛は、厳密に言うと腰ではなく、お尻近くにある仙骨のつけ根の歪みや炎症が原因で起こります。産後の女性に圧倒的に多い腰痛です。妊娠中に分泌されるホルモンの作用で緩んだ仙腸関節の靭帯が、出産後に正常に戻らないことで起きることが多いようです。また股関節などを十分に使用できていない人もお尻腰痛が起こる可能性があります。

 

どのタイプの腰痛にも言えることですが、痛くなる方向に動かさないことが大切です!

 

今回はこの中でも、特に悩む人が多い”前屈腰痛”と”のけぞり腰痛”について、簡単なストレッチをご紹介します❗❗

 

大腿四頭筋のストレッチ

20秒以上を目安に太ももの前面を伸ばすように意識して下さい。

立ってするのが難しい人はベッドや布団に横になって行って下さい‼

軽く痛みが出るくらいで抑えるようにして怪我の無い範囲で行いましょう🙆

裏腿(ハムストリングス)のストレッチ

膝の後面を抱えるようにして胸の方向へひきつけて下さい。この際も20秒以上を意識して軽く痛みが出るくらいで抑えるようにして怪我の無い範囲で行いましょう!!

立って行う際は背中が丸まらないように注意してください。

両方とも太もものストレッチになるのですが、ここが硬いと腰を多用してしまい腰痛につながる原因となります❗❗

他にも股関節がうまく使えていないことなども腰痛の原因となるので注意してください。

 

これをきっかけに体の使い方などに注意して日常生活を送っていただけると予防にもつながるので、是非日頃のの体の使い方を見直してみてくだい❗❗

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

こちらは前回の記事になります。是非読んでみてください👍

 

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