こんにちは!リハビリテーション部の言語聴覚士(ST)です^^
今回はお口からご飯を食べたり、喋ったりする上で大事になるお口のケアについてお話しさせていただきます◎
絶食状態であったり、ベッド上で過ごす時間が長くて喋ることが少なくなってしまったような方は、どうしてもお口の中が乾燥して舌が動かしにくくなったり、痰などの汚れが溜まりやすくなってしまいます・・・
これはお口の中を清潔に保ったり、舌などをスムーズに動かしやすくするなどの役割を果たす唾液の分泌量が低下してしまうためです👄
唾液の分泌量が少ない状態が続くと、出血や齲蝕(虫歯)などの危険性が高くなってしまいます!これを防ぐために口腔ケアは大事になります💡
言語聴覚士ではリハビリ開始前や食事前後など日常的に口腔ケアを行うことが多いです。
お口の中を綺麗にする道具と言えば歯ブラシというイメージが強いと思いますが、粘膜が弱くなっている患者様も多くいらっしゃるため、当院ではスポンジブラシを中心に行っています端
スポンジブラシは特に汚れの溜まりやすい舌の上のケアも出来るため便利ですよ!
また、歯のことや患者様により適した口腔ケアの方法について歯科衛生士さんに相談する機会も多いです。
他職種と情報交換し連携して取り組むことが、患者様の口腔内の清潔を保つ近道になります^^
食事や言語のリハビリに比べ軽視されやすい口腔ケアですが、これらの土台となる大切な行為ですので、これからも知識を深めながら取り組みたいと思います!