こんにちは!
泉佐野優人会病院の糖尿病チームに所属している、理学療法士の米光です(*^_^*)
糖尿病の治療には「服薬」「食事療法」「運動療法」の大きく3つの治療方法があります。今回は運動療法について一部紹介していきたいと思います。
運動の種類は数多くありますが、糖尿病の方が行う運動は主に2種類です。1つは「筋力増強運動」もう1つは「有酸素運動」です。
筋力増強訓練は字の通り筋力トレーニングです。スクワット等を行って全身の筋力を強くしていきます。
では、有酸素運動とは何でしょうか?イメージとしては長距離走だと思ってください。運動のしんどさ(運動負荷)が弱い運動を長時間行うことで、体力がつきます。
この2つの運動をバランスよく行うことで、体内で糖質を分解しやすい身体になります!
この運動、実は糖尿病の方だけがする運動ではありません。では誰がするのでしょうか?
正解は・・・健康な皆さんです!
なんでや?私、糖尿病ちゃうで!と思われたかもしれません。
実は今の時代、誰が糖尿病になっても不思議ではありません。昔と比べて塩分、糖質の高い食事を取っているので昔の日本と比べて糖尿病になりやすい環境なのです。だからこそ、昔よりも運動が重要になっています。筋力や体力が高い状態ですと、糖尿病だけでなく、風邪などにもかかりにくい丈夫な身体が手に入ります!
皆さん、車やバイク、電車に頼ってはいませんか?通勤を自転車に変更する、一駅分だけ歩いてみる、など小さな事から始めてみてはいかがでしょうか?