タイトル:うしろめたさの人類学
著者:松村 圭一郎
出版社:ミシマ社
文化人類学という学問を専門にしている著者。
文化人類学に馴染みがない人にも理解しやすく書かれています。
世界、社会、市場のこと、そして人とそれぞれのつながりについて。
まずは、自分の「うしろめたさ」を感じる気持ちに素直になること、そしてその気持ちをも
とに行動すること。それが、社会や世界を変えることにつながっている、と。
誰もが生きづらさを感じることのない、生きづらさがあっても助け合える世の中になるのだ
と希望を持つことができます。
本著を読むことによって、読者自身が生きやすくなるヒントをもらえるような一冊です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。