こんにちは!!
お久しぶりの運動器チームです。
今回はよく耳にする“ぎっくり腰”について簡単にお伝えしたいと思います❕
ぎっくり腰とは
突然発症して腰に激しい痛みを起こす「ぎっくり腰」。
以前のブログでも上げさせていただいた、医学的には「急性腰痛」という分類に当てはまる腰痛です。
ぎっくり腰は1か月未満で自然に治ることがほとんどですが、場合によっては、1~3か月かかる場合もあります。
ぎっくり腰の原因として、筋肉や骨、背骨の周りの軟骨、椎間板のトラブルなどが考えられますが、画像検査を行っても映し出すことができないため、ほとんどの場合、原因が分からないとされています。。。
起こしやすい姿勢
ぎっくり腰を起こしやすいのは、「前かがみの姿勢」や「前かがみで物を持ったとき」。
例えば、顔を洗う時や、靴を履くときにも、前かがみの姿勢になるため、ぎっくり腰を起こしやすくなりますので注意が必要です。その他にも、ベッドから立ち上がるときに、急に腰をひねったりしたときや、くしゃみをして「急に姿勢を変えたとき」にも、ぎっくり腰が起こりやすくなります。
痛みの経過
ぎっくり腰の痛みの経過は次の通りです。(1か月以内で完治する場合を想定して...)
- 発症直後・・・強い痛みに襲われます。
- 2~3日後・・・痛みがかなりやわらぎます。
- 1週間後・・・ずいぶん痛みは軽くなります。
- 1か月以内・・・完治します。
症直後の対処法
ぎっくり腰の発症直後、痛みが強い場合には、腰に負担がかからない楽な姿勢をとるようにします。「膝を軽く曲げて横向きに寝る」、「あおむけに寝て、ひざを軽く曲げて、膝の下にクッションを入れる」、「あおむけに寝て、低めの台に両脚を乗せる」などの姿勢が勧められます。
発症から2~3日後の対処法
ぎっくり腰を起こした後は、安静にすることが大切だと言われていました。しかし、ずっと動かないでいると、筋肉が衰えてしまい、かえって回復が遅れてしまうということがわかってきました。したがって、発症から2~3日後に痛みがやわらいだころから、多少の痛みを我慢して、動かせる部位は積極的に動かすようにしましょう。
再発予防
ぎっくり腰を経験すると、その後の1年間で約1/4の患者さんが再発するといわれています。
再び苦しまないためにも、①しっかりと無理な姿勢をとらない
腰に負担がかかるような姿勢を避けましょう。代表的には前かがみの姿勢です。
ストレスが続くと痛みに敏感になります。音楽や食べ物など、自分の好きなものを生活に取り入れ、② ストレスを軽減しましょう。
肥満があると体重が重い分、腰に負担がかかって腰痛が起こりやすくなります。なので、③肥満を防ぐ必要があります❕
痛みがなくなって完治した後に、④適度な運動を行い体を動かすことは、腰をいたわるという意味で効果が期待されます❕
皆さんも、ぎっくり腰などの腰痛には十分注意してなってしまったら、焦らずしっかり治すことを心がけていきましょう‼
ではまたどこかで~