皆さんこんにちは!
泉佐野優人会病院の認知症チームです。
今月は認知症の病態理解や治療アプローチについての勉強会を開催しました!
皆さんは認知症のBPSD(行動・心理症状)についてご存知でしょうか?
認知症では加齢や病気によって脳細胞の破壊や減少が生じることで記憶障害が生じます。
一方で、記憶障害などの中核症状によって引き起こされる不安やうつ症状などを二次的な障害のことをBPSDといい、周囲の関わり方や環境よってBPSDは改善できると報告されています。
認知症を有する患者様の不安や、焦燥感をセラピストが理解し、環境調整や身体機能の向上を通し、安定した生活能力の再獲得を図ることでBPSD(行動・心理症状)の改善に繋がると学びました。
今回の勉強会をきっかけに、患者様に寄り添うリハビリテーションの提供をより心掛けていこうと思いました^^
今後も多くの方に、認知症に関する情報や介入方法などを発信出来るように取り組んでいきます。