こんにちは!🙌
寒さが強くなるなかいかがお過ごしでしょうか?
寒くなると家から出たくないですが、是非、厚着をして、外に出てみてください!季節の変わり目は、紅葉もしてきてますし、新たな発見があるかもしれませんよ!✨
さて、私たち認知症チームの今回の記事は認知症の検査について少し紹介します。✏️
認知症の検査には沢山の検査がありますが、当院では、MMSE(ミニメンタルステート検査)を使用しています!!💡
その他にも、それぞれの患者様に合わせて検査を選択、実施しています。
今回は、MMSEについて紹介します。
MMSEは、世界中で最も用いられている認知症の検査であり、様々な場面で活用されている検査です。
MMSEの評価項目は、11の検査から構成されています。
それぞれの設問では、
時間の見当識
場所の見当識
即時想起
注意と計算能力
遅延再生(短期記憶)
言語的能力
図形的能力(空間認知)
上記の7つの認知機能を評価し、認知症か否かを評価します。
正解なら1点、不正解なら0点として各項目をそれぞれ採点し、判断します。
1問目では、
今年は何年ですか?や今の季節は何ですか?、今日は何曜日ですか?といった認知症の日付に関することを質問します。
2問目では、
ここは何県ですか?やここは何市ですか?、
ここは何病院ですか?といった場所に関する質問をします。
1,2問目は、認知症の症状である、時間や場所についての質問ですが、意外と忘れやすく、認知症の傾向になってくると忘れやすくなる機能の一つになります。😨
今回の紹介では、ここまでですが、これ以降の設問は、言葉を覚えてもらう設問や計算、図形を模写する設問があるなど様々です。💯
基準は23点より下は認知症の疑いがあると言われていますが、この検査は簡易的なものであり、色んな検査を行って、判断していきます💡
今回は検査について話させて頂きました。
認知症予防に大事なのは、適度な運動や活動かと思います。
寒くなってきたので、暖かい格好をして外を散歩して季節を感じてみてはどうでしょうか?🙌
それでは、私はこのへんで失礼致します。
良い秋をお過ごしください🙇🙇