皆様、寒い中いかがお過ごしでしょうか?
前回、認知症の検査について記載しました。
今回はもう少し深く検査について記載します。
前回記載したMini Mental State Examination(MMSE)が最も広く使われているオーソドックスな評価になります!
しかし、以前の記事でも紹介しましたが、認知症にはBPSDと言われる症状も出現します。
MMSEでもおおまかには確認が出来ますが、治療をすすめる上では詳しく「どんな症状が出ているのか?」「どんな時に見られるのか?」「環境は?」などの情報が必要になります。✨
そのため、Neuropsychiatric Inventory(NPI)などの評価を実施する必要があります。
聞きなれない言葉や英語ばっかりでなんだか難しい感じがしますよね…。😢
ですが、認知症の方ではなく、1人の人として考えるためには必要なのです!
また、リハビリする際には、生活史、自分史という「何をしておられた方なのか」「若いころはどんな事をしておられたのか」「趣味はあったのか」等を本人様やご家族様に聞かせて頂くことがあります。
先ほどの1人の人としてというのは勿論ですが、リハビリでは、「その人らしさ」というものがとても大事なのです。
なので、リハビリでは、その方にあったリハビリを提供し、少しでも良くなっていただけるように考えています。
その為に、私たちも日々勉強を重ねています。☺ 認知症を有しても笑顔で過ごせるように尽力していきます。
今回は、簡単に評価について記載しました。
難しい話しなので簡単に記載しましたが、今後は詳しく記載出来たらと思います。
これからも、寒くなりますのでお体に気をつけてお過ごし下さい。